コミュッと！日記

今日は中部親の会だった。
中部の会は私と坂本氏が毎回参加している。

今日は我々を入れて5名で色々なお話しで盛り上がった。

今回話題になったのは
子どもが不登校なりひきこもったときの回りの評価について。
子どもが不登校なりひきこもったときに親族や親しい知人から
「親が甘やかしているからそうなっているんだ！」
との評価を受けることが多い。

不登校の場合には教師や専門家からも
「親が甘やかしているから！」
「無理にでも登校させてください！」
等の素人顔負けのびっくりアドバイスをする専門家も多い。

そんな状況で親は自分の育児に対して不安になる。
「子どもがこうなったのは自分のせいではないか・・・」と。

とても辛いことである。
そのような親御さんの心境はたまらなく
辛いだろうと想像する。

自分の育児に完璧に自身を持てる方が
どれだけいるのだろうか。

子どもが不登校なりひきこもるには
育児以外の色々な要因があると私は考えている。

親の会に参加くださった親御さんが
中部の親の会に参加し気持ちが楽になったと
おっしゃっていた。

私にとってはとてもうれしい励ましのお言葉である。
そのような気持ちに親御さんになっていただけるなら
親の会を開催して良かったと思う。

不登校やひきこもりに対して
一般の方が「親が甘やかしているから」と考えてしまうのは
まだ理解できないでもないが
学校の先生や専門家がそのような言葉を発することに
「もう少し勉強してよ！」
といつも思ってしまう。

そのような環境では
子どもはもちろん親も社会的に孤立するしかなくなる。

「社会的無理解」「問題の放置」
そして「子どもを含めた家族の社会的孤立」を生む。

そこにこの問題の深刻さを感じてしまう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（金城隆一）